この画像は、THz波の透過強度からヤマノイモ種子中の水分分布をイメージ化したものである。水の多いところが赤く表現されている。乾燥状態にある種子中の水分は胚付近に局在し、乾燥状態を長く続けてもその水分は維持される。飽和蒸気圧中に置くと、胚付近から吸水が始まり、24時間で他の部分にも水が広がる。画像はその途中段階のものである。