D. cirrhosa
Lour. ソメモノイモは、沖縄本島、石垣、西表からインドシナ半島に分布している。 イモの内部の柔組織が赤い色素を含み、昔から布の染料として用いられており、特に石垣島を中心とする八重山上布の染料として重用されている。 株によって色の濃さが違い、濃い色のイモが好まれる。 赤い色素は長寿命で特別に安定なアントシアニンであることが明らかにされている。 ベトナムでは酒の原料として用いられることもある。また、イノシシも好んで食べる。