植物界の災害遺産 ミズアオイ

特定非営利活動法人 日本ビオトープ協会 平塚 明

 

ワークショップ「『ミズアオイ』のお話と大昔のタネさがし」(2023年)

  • 企画展「ここに根をはる—津波のあとの植物たちとその環境」の一環として、せんだい3.11メモリアル交流館でおこないます。
  • 2023年6月25日(日) 10:00〜11:30 
  • せんだい3.11メモリアル交流館 
  • 津波でよみがえった青い花「ミズアオイ」に関する講座を開き、地層サンプルから大昔のタネを探します。
  • 定員: 20人程度(先着) 申し込みは6月6日10:00から電話またはEメール(office@sendai311-memorial.jp)

企画展「ミズアオイ物語 災害遺産 ミズアオイは津波の度によみがえる」(2023年)

  • 第40回全国都市緑化仙台フェアの一環として、せんだい農業園芸センターでも展示します。(タネ探しのワークショップはありません)
  • 2023年5月27日(土)〜6月18日(日) 9:00〜17:00 (月曜日は休園)
  • せんだい農業園芸センター 入場ゲート脇の「企画展示室」

企画展「ミズアオイ物語 災害遺産 ミズアオイは津波の度によみがえる」(2023年)

  • 第40回全国都市緑化仙台フェア内で展示します。
  • 2023年5月2日(火)〜7日(日) 9:30〜17:00
  • 仙臺緑彩館(仙台市 青葉山公園追廻地区)
  • パネル16枚などとともに、津波堆積物付近の地層サンプル(石巻市北上川左岸からジオスライサーで採取)を、篩で洗った残渣を展示します。
  • 来場者には、この残渣をデジタル顕微鏡で観察し、昔の種子を探していただきます。(年代測定では大正時代〜奈良時代という結果が出ています。)
  • 地下鉄荒井駅付近の弥生津波(2,000年前)堆積物の近くからミズアオイ種子が見つかったワークショップについては下記参照
 

講演 (2021年)

  • 2021年10月30日(土) アースサイエンスウィーク・ジャパン2021で講演しました。
  • 講演会およびパネルディスカッションの動画(YouTube)がアップされています。
  • ミズアオイについての講演は
    41:35 〜 1:11:19
    とくに最後の1:09:56から4秒だけ映る遺伝的多様性のスライドが重要です。
  • 後半のパネルディスカッションでも三回、発言しています。
  

ワークショップ (2019年)と、その後(2020年)

 

※ ちらし、募集要項など

 
  • 第一回 2019年9月8日(日) 9:30〜15:00 地下鉄荒井駅集合 
  • 第二回 2019年10月20日(日) 9:30〜15:00 地下鉄荒井駅集合 
  • 2011年3月11日の津波が引いた後、いっせいに現れて咲いた植物があります。絶滅危惧植物、ミズアオイ。多くの人にとって生まれて初めて見る植物でした。長いあいだ、土の中に埋もれていた種子が、津波によって眠りから醒めたのです。しかし、そのほとんどは再び消えてしまいました。
  • ワークショップ第一回では、生き残っているミズアオイを保護している場所を見に行きます。そして、特別に栽培したミズアオイを使って料理を作り、みんなで食べてみます。日本人は古代からミズアオイを食用としていたことが万葉集にも詠まれています。いま咲いている花は、どれくらい昔に埋まった種子なのでしょうか?  手がかりは遺伝子にあります。それも調べてみましょう。
  • 地中深くで眠るミズアオイは、津波の度に甦った可能性があります。ワークショップ第二回では、地下鉄荒井駅近く、仙台湾岸の土を掘って、現在から弥生時代までの津波堆積物を観察します。その土の中から、ミズアオイのタネをみんなで探してみましょう。
  • お申し込み方法 メールでお申し込みください。
    • 宛先: mizuaoi0908gmail.com (担当: 平塚) ←このアドレスは廃止しました。現在は hiratsukgmail.com です。
    • お名前(ふりがな)
    • 参加希望の回 第1回 第2回
    • お一人が代表して申し込まれる場合も、全員のメールアドレスをお知らせください
  • 定員: 各回先着20名 
  • 参加費: 1回につき100円
  • どちらかだけの参加でも結構です
  • 野外で動きやすい服装、靴でご参加ください。
  • このワークショップは、杜の宸フ市民環境教育・学習推進会議 (FEEL Sendai) からの委託事業です。