• 2019年9月15日、せんだい農業園芸センターのプランター。ミズアオイが咲いています。津波によって復活した「抵抗性」タイプの子孫です。
  • 今年、自然界よりは遅く発芽させて育てて来たので、栄養成長の時間が不十分です。ちょっと葉が弱々しいですね。本来、もう少し、体を充実させたいところですが、日長が短くなったため、生殖成長に切り替わりました。
  • 鏡像二型性の花は昆虫の助けを借りて、隣の水田の個体(同じく「抵抗性」)とも交配します。お持ち帰りになった個体は、相手が不足しているということになりますが、ミズアオイは一つの花の中での自受粉もおこないます。
  • 心配なかたは、耳かきの梵天(いわゆるぽんぽん)か綿棒で自家受粉、他家受粉を助けてあげるとよいかもしれません。
  • ただ、受粉したすべての胚珠をしっかりとした種子に結実させるには、光合成物質が足りないので、ほどほどでよいと思います。
 
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