2019年9月8日 ワークショップ第一回

  • 会場のせんだい農業園芸センター研修室1。そろそろ参加者の皆さんが集まり始めました。短い説明の後、マイクロバスで出発。

  • 海岸公園冒険広場。根本暁生さんに解説していただきました。

  • 2018年3月、ここの池にミズアオイの苗が植えられました。その元になったタネは、仙台東部復興道路工事現場の個体から採ったものです。苗は育ち、開花・結実にまで至りましたが、残念ながら2019年の発芽は見られませんでした。
  • おそらく、まだ種子は埋まっているので復活の可能性はあると思います。

  • 遠藤環境農園。遠藤源一郎さんに解説していただきました。
  • 無農薬栽培農家にとって、ミズアオイは厄介な草。「さっさと刈り取らないと稲刈りや米の等級に差し障りがあるが、(平塚からの)依頼があったので、きょうまでそのままにしてきた」と遠藤さん。申し訳ありません。

  • 花も採集させてもらいました。参加者の帽子が風で飛ばされたら、取りに行ってくれた遠藤さん。

  • カントリーパーク新浜。刈り取られたのは一部で、大部分のミズアオイは残っていました。ビオトープや古代米の水田。

  • 防災集団移転跡地の利活用事業の一つです。市民団体カントリーパーク新浜は遠藤さんを含む6人のメンバーから構成されています。

  • せんだい農業園芸センター。ここにも水田がつくられています。解説の坂本邦雄所長によると、自然にミズアオイが出てきたそうです。

  • 参加者が外を回っている頃、加工棟の調理室ではワークショップのスタッフがミズアオイ料理を準備していました。

  • 昼食です。令和の時代に万葉の食を味わう。現代風にアレンジしたミズアオイ料理の献立は、おひたし、おにぎり、卵とじスープ、掻き揚げです。
  • おひたしは除草剤感受性ミズアオイ。他は抵抗性ミズアオイです。

  • 午後のレクチャーのあと、最後に栽培ミズアオイのプレゼントです。発芽を遅らせて育てたので、サイズは小型です。黒ビニールポットに土ごと入れて持ち帰っていただきました。水は切らさず、少し肥料を与えてください。日長はどんどん短くなっており、既に花芽を孕んでいる個体もあります。
 
 
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